コンセント,  小江戸川越 小林電気商会ニュース

コンセントの老朽化・ホコリにご注意を

見出しの画像にもあるようなコンセントプラグに積もった埃の掃除って、
やろう」と思っているうちに忘れてしまいますよね。

テレビやテレビ台を動かすのが面倒とか、
冷蔵庫の裏側だから面倒くさいとか、
そもそも掃除機や手が届かない…と言う方もいらっしゃるかもしれません。

更に築年数がかなり経過した建物にお住まいの皆様、
コンセントのカバーが割れたり、コンセントプラグを差してもコンセントがブカブカだったり、
変色・変形していたり、やたら熱を持つコンセントをそのままお使いではないでしょうか?

 

例えば埃が被っている上に、古くなったブカブカのコンセントに無理矢理差して使っているような方。

 

以前に電源タップの記事でも似たような事を書いたのですが、

 

その状態で使用していると、
いつ火災が起きても不思議ではありません。

 

これに関しては文章だけだとイメージが湧きづらいでしょうから、
見た事の無い方は水をかけてしまった電源タップの動画と合わせてご覧ください。

これを見たら対岸の火事だと微塵も思えないのは言うまでもありません。

一番の問題は「いつ何時起こるか分からない」と言う事です。

 

・就寝後に「突然」
・「ちょっと」買い物
・「いつもどおり」に仕事
・「〇泊〇日」の旅行

 

こんな時に火災が起きたらと言うイメージは湧きましたでしょうか?
ここでは最悪の想像をすることが吉だと思います。

 

これで「掃除が面倒」だとは思わないはずですので(笑)

 

上記の動画はトラッキング現象と言われるものなのですが、
皆様はテレビなどで見たり、もしくは聞いたことはありますでしょうか?


※引用元:中部電力

上記の画像のようにコンセントとプラグの間にホコリがたまり、
そこに湿気が「ホコリさん!私も仲間に入れて!」となると、
プラグの刃が電気の通り道を作り放電して燃えるわけです(笑)
(相当簡略化して書いております。詳しくは引用元様をご覧ください)

 

実はメーカーが推奨するコンセントの点検・交換の目安は10年と言われております。

 

使用環境によって上記の年数よりも短くなることも考えられますし、
まだ大丈夫と言うコンセントも多いかもしれません。

 

 

では実際どのような場所で使われるコンセントが寿命が短くなりやすく危険なのでしょうか?

例を挙げてみましょう。

 

1.ホコリの多いテレビ裏や冷蔵庫、棚の裏側などの場所

2.台所の近くで蒸気(水・油)や塩気の影響を受けやすい場所

3.ストーブやエアコンの影響を受ける温度の高い場所や直射日光が当たる場所

4.お風呂の近くで湿気の影響を受けやすい場所

5.コンセントプラグの抜き差しが多い場所

6.消費電力が高い家電を定格容量に近い状態で使用している場所
(炊飯器、電子レンジ、オーブントースター、ドライヤー、セラミックヒーターなど)

 

このあたりの場所は確実に点検・掃除をしたほうが宜しいかと思います。
コンセント寿命が短くなりやすい場所ですので。

でも点検と掃除って何をしたらいいか分からないんだけどと言う方、ご安心ください(笑)
細かく言えばキリがないですが、なるべく簡単に書こうと思います。

 

コンセント点検項目4点

1.触れないほど熱い
2.ブカブカしてコンセントがすぐ抜ける
3.変色・変形
4.ひび割れ・割れている(中身が見えているのもココ)

 

さっき書いてなかった?と思った方。流石です(=゚ω゚)ノ
見出し文に書いたものと同じなんですよ(笑)

 

覚えづらければ「熱い・焦げてる・溶けてる・ブカブカ」と覚えておけばOKです(笑)

 

それほど難しいチェックでは無いので、
家庭のコンセントは全て点検してみてくださいね。
(必ず家電は電源を切って抜き差しをしてください)

 

 

もし上記の4つの点検項目で1つでも該当した方がいらっしゃいましたら、
冗談抜きでコンセントの交換をオススメします。

 

 

上記4点の点検項目をクリアできた方、今度は掃除をしましょう。
(恐らく点検時に多少掃除をされたかとは思いますが(笑))

コンセントとコンセントプラグ部分の掃除と、
家電や電源タップのコード部分の掃除に分けて書きますので、
是非参考になさってくださいね。

 

 

1.コンセントとプラグの掃除

掃除機に細いノズルを付けてホコリを吸った後に、
家電の電源を落としプラグを抜きます。

その後、大活躍するのがこの子です(笑)

ハンディワイパーとかハンディモップと言われているものですが、
こちらでコンセントとプラグを優しく撫でてください。

 

間違ってもコンセントの穴にグリグリとやってはダメです。

 

終わった後に、
ベタベタする場合は「固く絞った雑巾で軽く水拭き(コンセント穴に絶対使わないこと)から空拭き」
ベタベタしない場合は「空拭き」で完璧です。

 

水拭きが怖い方は、
掃除機 → ハンディワイパー → 空拭きと覚えておきましょう。

 

水拭き→空拭きをした場合は完全に乾くまで少し時間を置いてから、
プラグを差しなおしてくださいね。

 

 

2.家電・電源タップのコードの掃除

意外に掃除をしない場所に入るこのプラグコード部分ですが、
汚れと言う面に関してはこちらの方が個人的に危険だと思っております。

何故かと言うと白いコードが汚くなっているのは目に見えますが、
黒いコードは汚れても目立たないからです(笑)

 

※コードの中身が「こんにちは」していないことを必ず確認してから掃除を行ってくださいね。

 

ここで役に立つのは意外なこちら(・ω・)ノ

いたって普通の軍手です(笑)

 

イボイボが付いていない方が裏表使えるのでオススメです。

これを両手にはめてコードを握るように滑らせればOK(=゚ω゚)ノ
肌の弱い方は軍手を付ける前に薄いビニール手袋を事前にしておきましょう。
(作業の際は強く引っ張ったりしないようお気を付けください)

 

もし汚れが落ちづらい場合は100円均一などで売っている、
重曹スプレーを軍手に軽く吹いて拭けば完璧ですね。

終わったあとはいつもどおり水拭き→空拭きを行って終了です。
ビックリするほどコードの汚れが軍手に付いても驚かないでくださいね。

 

※余談※
軍手の綺麗な面が残っている場合はそのまま重曹スプレーを持って、
冬場の結露しやすい窓にカビ掃除へ旅立つことをお勧めします(笑)

 

 

 

普段から私たちに欠かせない電気ですが、
コンセントの点検や掃除は最低1年に1回はやっておきたいものですね。

お金が勿体ない、面倒だからと放置し続けると……

 

数千円を躊躇ったが為に、こうならない事を切に願います。

人の命はお金で買えるものではありませんからね。

 

 

 

コンセントの点検・交換、電源タップの点検・買い替えなどは、
埼玉県川越市にお住いの方でしたら
個人のお客様・法人のお客様を問わず対応いたしますので、
小林電気商会まで、一度お電話いただければと思います!

 

㈱小林電気商会
埼玉県川越市むさし野3-27
TEL 049-242-1440